『本当は結婚したくないのだ症候群 「いつかいい人がいれば」の真相』
という本を読みました
まずタイトルに衝撃でした。そして一気読み。笑
「結婚したい」とは言っているけど、婚活に行っても誰とも連絡先を交換しない、合コンに行ってもその場は楽しくてもその後に全くつながらない、そんな日々を過ごしている私。そこにこの言葉【本当は結婚したくないのだ症候群】
あ、私そうなのかも…って思いました。
この本は、いろいろなデータや話題と実際のインタビューから構成されているので、とても読みやすかったです。
最初に登場するのは『東京タラレバ娘』
前クールでドラマ化されて話題になりましたよね。
それの漫画原作のことです。
私は読んではいませんが、この漫画読めないかもしれないと思います。
ドラマは笑ってみてられたけど、冷静に文字として読むとたぶん辛い…。
そして少女漫画で育ってきた私も【王子様願望】がかなり根付いています。あ…イタイよね。
未婚率の話から、独身でいたい人は東京に住めば都だとの話も。
東京が未婚率が高いそうですよ。
そりゃそうですよね。
東京でバリバリ働いていたら、忙しいしお金もあるしで結婚する必要性を感じませんから。
一方地方都市。残念ながら一人で暮らしていけるような給料がもらえるはずもなく、とにかく生きていくために結婚は必要なものに変わるのだと思います。
恋愛結婚が主流となったのは、1960年代以降のことらしいです。つまり自分の親世代あたり。現在60歳前後の人たちってことですか。
それまでは当然お見合い結婚が主流で、全く知らない人といきなり結婚ってことが当たり前の時代。
恋愛結婚が主流になったことにより、浮気や不倫という言葉も生まれたのでしょう。
恋愛→結婚が正しいという風に根付いてしまったようですね。
それまでは遊郭などの遊び場が普通でしたからね。
独身女性はかっこいいという時代があったにも関わらず、どうしてこんなにも【結婚】の二文字に縛られないといけないのでしょうか。
最終的に私の心に刺さったのはこの言葉でした。
社会の中で「自分の役割」を感じられること=社会的自立感
これが欠乏しているから
「結婚したい」
つまり
社会的に自分が必要とされる場所(家庭)を確保したい
そう特に私の場合はこれにかなり当てはまっていました。
香山リカ先生、答えを言ってくれてありがとう!
大した仕事もしていなくて、いまだに実家暮らし。
社会的・精神的にも自立をしていないから
手っ取り早く誰かに必要とされる場所を作りたいだけ。
それが【結婚】という言葉に変換されているだけ
だから
【本当は結婚したくないのだ症候群】
これは間違いなく私のことでした。