*続☆未計画人生*

39歳婚活13年目突入※休止中

どこに向かって行けばいいのだろう

「あれ!?どうしたの?」
職場近くのコンビニの店内で、同僚がドリンクを購入していた。
「あぁ。早く着いちゃったから久しぶりにコンビニ偵察。」
私の勤務時間まではあと20分近くある。
「そう」
同僚は私に手を振ってカウンターで買ったドリンクを持って職場に戻っていった。
ふらふらとコンビニ内を歩いて新商品などをチェックし勤務時間10分前となったところでコンビニを後にした。
歩きなれた道、いつもの道路。目の前には職場のショッピングモールが見えている。
道端に生える草やすれ違う車を眺めながら職場に向かって歩く。
通いなれた道のはずなのに、何故かなかなか辿り着かない。ショッピングモールは見えている。なのに足を進めても進めても、近づいていくはずなのに遠ざかっていくような感覚に襲われる。
ー何で?-
それでも職場を目指して歩き続けた。右手に見えている建物。右に回れば辿り着くはずだと思い右に曲がる。右斜め前にショッピングモール。
ーうん、ココをまっすぐ行けば着くはずー
やっとの思いでショッピングモールに到着し普段は使わない駐車場側の階段を駆け上がる。たくさんのお客さんと一緒にモールに向かって歩く。
自動ドアを抜けると職場を目指しエスカレーターを昇る。
ーあれ、こっちだっけ?-
いつも使っている通路と違うところから向かっているからか、自分がどこに向かえばいいのかわからなくなっていた。
ーここにこのお店があるから…こっちのはずー
自分の記憶を頼りに職場を目指す。
しかし、どれだけ進んでも職場に辿り着かない。
ーあれ、何でこんなところに?-
あるはずのない空港の搭乗ゲートを通り抜けていた。なぜか手には9月4日の搭乗券を持っていた。
ー違う。ここじゃない。-
そう思い搭乗ゲートのスタッフに戻りたい旨を伝える。
「通常は一度入ったら出られませんが、特別ですよ」
そう言って出してくれた。空港フロアを脱出すべくエスカレーターを降りる。さらに下に降りる。すると駅へと続く地下通路へ出てきた。
ーここからどっちに向かえば職場に辿り着く?-
上部の案内看板を見ながらショッピングモールを目指す。
今いる場所がショッピングモールではないことを悟り勤務に間に合わないことを伝えなければと職場に電話を掛けた。時刻はすでに勤務開始10分後だった。
「すみません。ちょっと迷ってしまって。もう少し遅くなりそうです。」
電話に出たのは店長。その横にはさっきコンビニで会った同僚もいる。私が来ないのを心配していたみたいで、コンビニで会ったことを店長に伝えている。
「わかった。気を付けて来いよ。」
迷ってしまっていることに疑問を感じているようだが、とりあえず連絡を入れられて一安心する。
たくさんの人が右に左に前に後ろに歩いていく。どこに向かえば辿り着くのかわからないがとにかく足を進めた。
何回かの分岐点を通り過ぎ、駅のホームに到着した。
その駅は、向かっていたショッピングモールとは反対に位置する駅だった。
時刻は勤務開始時間から25分を過ぎていた。
辿り着けないもどかしさからもう一度職場へと電話を入れた。
「すみません。まだ着きそうにありません。」
周りを見渡しながら店長に伝える。
「今どこ?」
店長が焦っているのが伝わってくる。申し訳ない気持ちを持ちながら今いる場所を伝えようと周りの状況を確認していると。
「何でこんなとこにいるの?」
コンビニで会った同僚が話しかけてきた。同僚は誰かと会う約束をしていたらしく延長は出来なかったと申し訳なさそうにしていた。
「わからない。歩いてたらここに来ちゃってて。」
店長には職場に向かっている旨を伝え電話を切った。
「付いていこうか?」
同僚は心配してくれて一緒に行こうと言ってくれている。
「ううん。大丈夫。予定あるんでしょ?」
なんとかして同僚に迷惑を掛けないように一人で行くと伝え同僚とはそこで別れた。
何故反対方向に来てしまったのかはわからないが、もう一度ショッピングモールを目指して歩き出した。

 

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という夢を見た。
簡単に言うと【迷子】になる夢。

夢占いのサイトで調べてみると【迷子】の夢には以下の意味があるらしい。

  • 自分の思いに矛盾を抱えている
  • 決断から逃げている
  • 問題の壁を避けていた感情
  • 嘘をついたときの罪悪感の表れ
  • ストレスが溜まっている

 あまりにも自分に当てはまり過ぎてて怖いです。
特に上記の上から3つ。
自分の考えがまとまらなくて、決断が出来なくて、問題から逃げ続けている。
そんな毎日を送っているからストレスが溜まっているのかもしれないです。

夢って表面的には気にしてなかったり、抑え込んでたりすることが現れてくるから、すごく怖いですね。

自分に向き合ってしっかり考えていきたいと思います。